販売名:動物用凍結療法「クールリニューアル」
凍結療法とは
凍結療法は病変組織を-20℃以下に凍結することで細胞組織を破壊する治療法です。
手技時間や侵襲が少なく、無麻酔で処置できるため、他の疾患を併発している重篤な動物や全身麻酔を躊躇うような老齢ペットに対して多用されます。また外科的な切除では機能障害のリスクのある部位(眼瞼や口腔など)においても有効です。
凍結療法「クールリニューアル」
クールリニューアルは、これまでの液体窒素や亜酸化窒素による伝統的な凍結治療器に替わる革新的なツールです。
高額な機器を購入したり、あるいは機器トラブルに悩まされる必要はもうありません。
ディスポ感覚で簡単かつ安全に使用することができます。
- “使い切り”タイプで抜群の費用対効果
- 故障リスクがなく、メンテナンスは不要
- ユニークで実用的なアプリケータが標準付属
- 侵襲が少なく、無麻酔での治療が可能
- 不燃性で安全、地球環境にも優しい
皮膚病変の例
特徴
- ディスポ感覚で初期投資なし
クールリニューアルはすべて無駄のない“使い切り”タイプです。
従来のように高価なペンシルやアプリケータチップの購入は不要です。
いつでも手軽に凍結療法をスタートできることがクールリニューアルの大きな特徴です。
- メンテナンス不要
噴射詰まりなどの機器の故障がないためメンテナンスコストが発生しません。
- 優れた費用対効果
大容量キャニスター(冷却媒体)と病変サイズに応じたアプリケータが標準付属されており、すべてが無駄のない“使い切り”タイプです。費用対効果に優れており、院内の利益に直結します。
- リスクの軽減
全身麻酔に伴うリスクや術後の機能障害リスクを回避することができます。
- ペットオーナーの要望に対応
ペットオーナーの皮膚病変への視覚的な不安から来る要望に柔軟に対応することが可能です。
1.費用対効果に優れる使い切りタイプ
▶冷却媒体
- クールリニューアルは冷却媒体に不燃性液化ガス(冷却温度:-70℃)を使用しています。不燃性のため安全で取り扱いが容易です。
- 亜酸化窒素を含まないため地球環境にも優しいというメリットがあります。※1
▶キャニスター
- 大容量のキャニスター(170ml)は1本で平均65回凍結の使用が可能です。※2
開栓後であっても保管中に消耗することはありません。
- 冷却媒体はキャニスターからスプレー噴射されます。
無駄な消費がなく、詰まりトラブルや故障・メンテナンスがないために経済的です。
※1.亜酸化窒素は二酸化炭素やメタンとともに温室効果ガスとして知られ、オゾン層の破壊にも関与している。
※2. 平均的な皮膚病変(直径5㎜)に対してフォームティップアプリケータを使用した場合の平均。
使用するアプリケータの種類、病変サイズ、噴射強弱によって使用回数は増減します。
2.ユニークで実用的なアプリケータ
皮膚病変の部位に応じた3種類の使い切りのアプリケータ
クールリニューアルは従来の直接噴射タイプとは異なり、アプリケータを介して凍結します。
寒剤が健常な部位に飛散することなく、ピンポイントで病変にアプローチすることができます。