Ventirator for Veterinary, VentSpec

販売名:動物用人工呼吸器ベントスペック「ネオ」

人工呼吸器が高機能であるのはもはや当たり前です。しかし一方で「いまひとつ使い方が」という声も多く聞かれます。目指したのは、Dr.の手に馴染む使いやすい人工呼吸器です。

  • “使いやすい”を追求したデザインとレイアウト
  • 麻酔器との連動性を強化
  • マウスから大型動物まで対応
  • あらゆる状況に対応可能な多様な換気モード

感覚に馴染むデザインと動線に逆らわないレイアウト

Dr.の手技を妨げることないようデザインしています。

 

感覚的な理解を助けるために特徴的な円形気道内圧メーター、動作手順に沿って配置されたスイッチ類、機能別に配置されたアラーム類、いずれも機器の状況を瞬時に把握するための工夫です。

麻酔器との相関性を強化

麻酔用人工呼吸器の目的は麻酔の安全を補完するものです。

 

麻酔器との連動性を大切にしています。

●切替コックA(自動)タイプ(オプション)

安全性を高めるために装備をお薦めしています。

麻酔器による人工呼吸(手動換気)から人工呼吸器への切り替えをレーバーの操作のみで行います。

 

人工呼吸器器への切り替え時に必要なポップオフバルブの閉鎖作業が不要となります。閉鎖忘れによるパニックを回避できます。 

術中に特に重要な情報をメーター廻りに配置することで視線が安定します。本来のオペに集中できます。

麻酔器との連動を明瞭化することで安心感が増します。


多様な換気設定でマウスから大型動物まで

ベントスペックには麻酔手術時の呼吸管理に必要なあらゆる機能が網羅されています。

換気方式は従量式換気従圧式換気を、換気モードは調節補助SIMVを、それぞれ選択できます。

 

またこれらに加えて自発感度、換気回数などの設定を組み合わせることによって、状況に応じた多様な換気設定が可能となります。


設置イメージ


仕様

 

【設定換気条件等】

 

換気方式 VCV(従量式)/PCV(従圧式)
換気モード

調節補助/SIMV(同期型間欠的強制)

換気回数

調節補助/PC:2~60回/分

SIMV:0~60回/分

吸気時間 0.2~3.0秒
一回換気量 10~2500ml
その他

自発感度/PEEP圧/PCV圧 設定可能

【警報関係】  
気道内圧(上限/下限)/ガス圧低下/無呼吸/バッテリ低下ほか
【安全機構】  
内部バッテリ/I:E比逆転設定/過圧安全弁
【駆動源・寸法・重量】  
ガス源/圧力 医療用酸素または圧縮空気
電源/電圧 交流電源:AC100V、50/60Hz、20A以下
内部電源 DC12V(バックアップ可能)

寸法/重量

355 (W) ×137 (H)× 235 (D)mm、6.2kg

 


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