Vital Sign-Vet
販売名:動物用カプノモニター「バイタルサインVet」(MSN/MS)
バイタルサインVetは、3.5インチの大型液晶を配したハンディタイプのバイタルモニターです。
小動物臨床に特化した仕様でハンディながらも大型モニターにひけを取らない機能性と正確性を有しています。
また冗長的な機能を廃することで、お求めやすい価格を実現しています。
施設環境や目的に応じて、2種類(MSNとMS)のモデルを用意しています。
- ハンディ(250g)なモニター
- 視認性の良い大型液晶(65㎜×50㎜)
- 換気量の小さな小型動物やマスク使用時にも有効
- 測定項目(EtCO2、InCO2、呼吸回数、SpO2、血圧)
- 呼吸に同期してPi音、呼吸モニターとしても有効
- 無給電で最大5時間の連続使用が可能
- メンテナンスフリー
【主な特徴】
●測定項目
●基本画面
バイタルサインVet-MSN
バイタルサインVet-MS
大型の液晶にカラー表示のためハンディサイズながらも高い視認性を確保しています。
麻酔器へ設置するなど、離れた位置からでも読み取りは容易です。
またアラームは可視可聴のため安心です。
●メインストリーム方式(EtCO2)
バイタルサインVetではメインストリーム方式を採用しています。
患者の呼気をダイレクトに分析・測定することから、換気量の小さい小型動物やマスク使用時※でさえ、正確で安定的な測定値を期待することができます。
※マスク使用の際は、死腔やリークなど測定の不安定要素を可能な限り排除するために、患者にフィットしたマスクを選択してご使用ください。測定の成否を左右します。
●小動物専用のSpO2センサー
SpO2の解析には微弱な拍動を検知するための動物専用のアルゴリズムを採用、拍動の範囲が広い小動物にも対応可能です。
●血圧測定アルゴリズム
小動物専用のアルゴリズムを採用したオシロメトリック方式です。
収縮期/拡張期/平均の測定が可能です。
耐久性に優れた5サイズのカフが標準付属されています。
●選択肢を広げる多様なSpO2センサー(オプション)
患者の種類や測定部位あるいは麻酔の有無など、状況に応じて最適な条件で測定ができるようタイプの異なるセンサーを用意しています。
直腸反射型センサー(オプション)
マスク麻酔や口腔処置あるいは舌部での測定が困難な場合に、直腸反射型センサーを使用して測定します。
マルチ反射型センサー(オプション)
無麻酔下のエマージェンシーや診察時には、尾根部やパッド、頬の中などで測定をします。
●長時間の連続使用
充電式のリチウムバッテリを内蔵しており、フル充電で最大5時間の連続使用が可能。AC給電しながらの使用も可能です。
●Beep音(呼吸/脈拍)
患者の呼吸(あるいは脈拍)に同期させてBeep音を鳴らすことができます。呼吸に同期させれば呼吸モニターとしても有効。
●メンテンスフリー
自動較正(EtCO2モジュール)機能により定期的なメンテナンスが不要。
●安心のアラーム機能
各種測定項目にアラームを設定することができます。
●測定記録の管理
※SpO2・EtCO2・NIBP(収縮・拡張)の記録をトレンド/テーブルチャートとして記録・保存することができます。
【主な標準アクセサリー】
【推奨アクセサリー】(オプション)
d-grip® チューブホルダー
回路やデバイスの患者への重量負担を軽減します。また術中のズレや回路類のスパゲティ状態を回避し、安定的な挿入や挿管をサポートします。
キムラメド麻酔吸入マスク
マスク麻酔時に正確な測定を期待するには、死腔とリークを可能な限り少なくすることが重要です。患者毎にジャストサイズのマスクを選択してください。
ポールクランプセット
クランプを輸液ポールなどに固定して使用します。クランプとモニターの脱着が容易なため、持ち運びなどの移動も気軽です。
麻酔器設置用平板セット
麻酔器にモニターを設置する際に使用します。
直腸反射型センサー
麻酔下(筋弛緩状態)で直腸に挿入して測定します。
専用のディスポカバーが付属しています。
マルチ反射型センサー
主に無麻酔下での使用を目的にしています。
付属のベルクロを使用すれば、患者から手を放して測定することも可能です。